スコッチウイスキー バランタインの歴史とファイネストの味について

2020年4月28日

スコッチウイスキー

本日はスコッチウイスキーを代表する銘柄の一つであるバランタインについての歴史や、ファイネストの味について四種類の飲み方(ストレート、水割り、ロック、ハイボール)で確認していきたいと思います。

まず結論として、バランタイン ファイネスト、通称「バラファイ」は万人におすすめする事ができる大変うまいウイスキーだと思いました。

質の高い味わいや良心的な価格設定など、ウイスキー初心者の方から上級者の方にまで、幅広い層へおすすめな一本です。

バランタインについての種類や値段、キーモルト、味の評価については下記に記しますのでよろしくお願いいたします。

また、バランタイン社の歴史についても次項でご紹介いたします。

目次

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バランタインの歴史について

ウイスキーのフルボトル

バランタインといえば「ザ・スコッチ」と称されるスコッチウイスキーの王道中の王道です。

ウイスキーが好きな全世界の人々が敬意を払う同社の歴史について、本日は簡単に書いていきたいと思います。


バランタイン社の社名は創始者である「ジョージ・バランタイン」の名に由来しています。

1809年に生まれたジョージは1927年、18歳でエディンバラ(スコットランドの首都)のカウゲート通りに食料品を開くなど、若い頃から意欲的に商売を行います。



その甲斐あって彼のお店は大繁盛し、貴族階級などの地位のある人々からも高い評価を集めるようになります。


そうした中、ジョージは食料品以外にもウイスキーやワインなどの酒類を多く取り扱うようになっていきます。

1853年、ジョージが40代の中盤に差し掛かった頃、彼と同じくウイスキー商を営む友人アンドリュー・アッシャー(ブレンデッドウイスキーの考案者)からウイスキーのブレンドに関する苦悩や苦労話を聞いて興味を持ったジョージは、事業を長男のアーチボルトに託し自身もグラスゴーの地へ移りウイスキーのブレンドを研究する様になります。



探求の甲斐もあり、ジョージのブレンドするウイスキーはグラスゴーでも大変高い評価を得るようになりました。

彼のブレンディングへの飽くなき拘り、知識を欲する姿勢がこの成功をつかみ取る結果となったのです。

この際に生み出されたウイスキーのブレンドは、現在のバランタイン17年の雛型となって今日まで受け継がれています。


ジョージから事業を引き継いだ彼の長男のアーチボルトは店をより人通りの多いプリンシズ・ストリートへ移しバランタインの専門店を開きます。

プリンシズ・ストリートへ移転をしたことにより貴族や上流階級からも評価される国内きっての銘柄へと成長を遂げました。

その後、グラスゴーを訪れた当時のイギリス女王ヴィクトリアによってバランタイン社に王室御用達の称号を与えられた事が切っ掛けとなり、バランタインは世界中に知られるブランドへとなります。



1910年には本日テイスティングレビューを行う「バランタイン ファイネスト」が、1937年には同社の評価を決定付けることとなる伝統の銘柄、「バランタイン17年」が発売されました。


上記の二種類の銘柄はバランタイン社の躍進を牽引する代表製品へとなっていきます。

魔法の7柱とは

バランタイン17年には「魔法の7柱」と呼ばれる7種類のキーモルト(全てスコッチウイスキー)を中心に、約40種類以上のモルト原酒やグレーン原酒がブレンドされて作られています。

7種類の原酒については下記になります。

魔法の7柱の種類について

・アードベッグ(アイラ)
・スキャパ(アイランズ)
・グレンバーギ(スペイサイド)
・ミルトンダフ(スペイサイド)
・グレンカダム(ハイランド)
・バルブレア(ハイランド)
・プルトニー(ハイランド)

バランタインの種類やスペックについて

現行のラインナップ一覧

・バランタイン ファイネスト 希望小売価格:1,390円
・バランタイン バレルスムース 希望小売価格:1,900円
・バランタイン 12年 希望小売価格:2,800円
・バランタイン 17年 希望小売価格:9,000円
・バランタイン 21年 希望小売価格:20,000円
・バランタイン 30年 希望小売価格:80,000円
・バランタイン マスターズ 希望小売価格:5,000円

アルコール度数は全銘柄が40度。

ボトルサイズは全銘柄共通で700mlのものが存在し、その他バランタイン ファイネストのみ200ml・1000ml・1750mlが、バランタイン12年のみ350mlサイズでも販売されています。



希望小売価格に関しては実売の値段とは大きくかけ離れており、ファイネストであれば1000円を切る価格で、12年の場合は2000円台前半での購入が可能な事も。


更に17年に至ってはAmazonなどの大手ネット通販サイトを利用すれば5000円程度のお値段で購入をする事が可能になっています。

バランタインファイネストのボトルデザインについて

バランタインファイネストのボトル裏

現行のスコッチウイスキー バラファイのボトルデザインは平たい四角柱の形をしており、ボトルキャップにはスクリューキャップが採用されています。

一見するとチープな見た目をしており個人的にはあまり格好いいとは思わないデザインではありますが、プラスチック製の注ぎ口はグラスへウイスキー注ぐ際に零れにくい非常に合理的な設計になっています。

ストレートで味を確かめます

バラファイのストレート

まず初めの飲み方はストレートです。
バラファイの液色は平均的な濃さの琥珀色をしています。

販売されている値段が1000円前後という銘柄にしてはかなりしっかりとした香りが感じられるので評価はかなり高め。


確認できる香りにはバニラやフルーツ、ピートなどの様々表情が存在しています。

後はアルコールの刺激臭も感じられますね。


良い意味で粗削りな印象を残すスコッチウイスキー バランタインファイネストは、ウイスキーに個性を求める方にもおすすめな仕上がりとなっています。


味についてはアルコールのピリピリとした刺激が目立つものの、ピート由来の奥深い風味やしっかりとした甘味、旨味も感じられる非常にバランスの良い構成となっております。



香り、味共に同価格帯の日本産のウイスキーにはあまり見られないしっかりとした厚みのある仕上がりなので、ウイスキー初心者は勿論、ある程度飲み慣れている方であってもうまいと思わせるおすすめ商品です。

73点。

トワイスアップで味を確かめます

バランタインファイネストのトワイスアップ

次の飲み方はトワイスアップです。

水を加えると華やかな香りがより前面に出てきますが、ピートの香りについても引き続きしっかりと存在感を示します。

柑橘の様な香りも強いですね。

味に関しては、ストレートと比較してアルコールの刺激が減少する事で飲みやすさが増し、さらりと喉を通っていきますが、旨味の部分はしっかりと残ります。



日本の同価格帯のウイスキーの場合、トワイスアップにした際には味わいが殆ど感じられないペラッペラになってしまう物が非常に多いのですが、こちらの銘柄についてはそんなことはまったくありません。

飲みやすさと旨味が調和したとてもうまい飲み方で、ファイネストの中では個人的に最もおすすめな評価の高い飲み方です。

74点。

オン・ザ・ロックで味を確かめます

スコッチウイスキーのロック

三番目の飲み方はロックです。

香りについてはほぼ完全に閉じられてしまいました。

かなり至近距離からであればピート香を確認することが出来るという程度ですね。


味はストレートと比べるとアルコールの刺激が抑え気味で飲みやすいものの、同時に旨味の部分についても感じ辛くなりました。

後はその他の飲み方と比べると余韻の渋みが強く感じられますね。

まあこの辺りはピート香が目立つ銘柄特有の特徴です(´・ω・`)


まずいという事はありませんが、個人的には上記二種類の飲み方と比べるとあまり好みではありません。

68点。

ハイボールで味を確かめます

スコッチウイスキーのハイボール

四番目の飲み方はハイボールです。

強くは感じられませんが若干酸味のある爽やかさのある香りを感じました。


味わいはスコッチウイスキー バランタイン ファイネストの持つ旨味や風味をしっかりと残しながらも飲みやすい、中々にうまい飲み方だと思います。


あまり濃すぎない作り方であれば食中酒にもおすすめな飲み方だと思います。

71点。

バラファイのコスパや全体的な満足感、リピートについて

バランタインファイネストとグレンケアン

バランタイン ファイネストはお店によっては1000円でお釣りがくるという破格の値段設定となっており、しかも味も非常に美味しいのでコスパについては文句なしに最高クラスのうまいウイスキーだと言えます。


それでいて日本中の様々な場所で入手をする事が可能と言う手軽さも併せ持っており、正に庶民の味方の様な一本です。


この銘柄の満足度については言うまでもありません。
最高です(´・ω・`)

私自身、今後も何度もリピートを続けていく予定です。

「スコッチウイスキー バランタインの歴史とファイネストの味について」の総評

白い空間とバランタインファイネスト

本日はバランタイン社についての歴史や、スコッチウイスキーの銘柄「バランタイン ファイネスト」についてのテイスティングレビューを行いました。

同社やその銘柄が世界中のウイスキーファンから評価され敬意を払われる理由には、ブレンディングの技術やレシピ、精神が現在にも連綿と受け継がれているからに他なりません。



バランタインという素晴らしいスコッチウイスキーの伝統が、今後も色あせる事無く未来永劫続いてくれる事を私は願っております。

これからもバランタイン社のウイスキーや、その他の銘柄についてのレビューを続けてまいりますのでよろしくお願いいたします。

それでは今日はこの辺で(´・ω・`)ノマタネ

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