※1が最低評価で10が最高評価
ブラックニッカ クリアの特徴
価格帯 | 800円前後 |
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アルコール度数 | 37% |
ボトルサイズ | 瓶(180ml・300ml・700ml・1920ml) ペットボトル(1.8L・2.7L・4L) 紙パック1.8L |
ブラックニッカ クリアの魅力
ブラックニッカクリアの魅力は日本全国いつでもどこでも購入が可能な点や値段が非常に安い点です。
ただし、フルボトルサイズが1000円で購入可能な価格の安さは驚愕に値しますがその反面、飲み方自体は限られます。
ハイボールや漬け込み酒用として用途を割り切った場合には、ブラックニッカクリアはコスパも良くおすすめです。
味や風味には嫌な癖も無いので、こちらの銘柄のハイボールは食中酒には最適です(´・ω・`)
ブラックニッカ クリアの物足らない点
コスト面については素晴らしいですが、味、香り共に深みに欠け飲み方を選ぶ銘柄でもあるので注意が必要です(ブラックニッカクリアはほぼハイボール専用機)。
ワンポイント
- ブラックニッカクリアでハイボールを作る際の風味や旨味の弱さについては、割り材にノンフーバーの炭酸水を用いるのではなく、予めレモンなどの香りが添加された製品を使用する事で、この銘柄特有の味気無さの部分についてもある程度は緩和することが可能です(´・ω・`)
ブラックニッカ クリアの点数
- 味(40)
- コスパ
- おすすめ度
- 汎用性
- 需給バランス
リッチブレンドの特徴
価格帯 | 1200円前後 |
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アルコール度数 | 40% |
ボトルサイズ | 瓶(180ml・700ml) ペットボトル(2.7L・4L) |
リッチブレンドの魅力
リッチブレンドの魅力は、味、値段、入手難易度など、全ての要素が及第点以上である点です。
突出してうまい飲み方やストロングポイントは見当たりませんが、逆に言えばどの様な飲み方であってもある程度は美味しく飲むことが可能な安定した味わいを持つ銘柄でもあります。
ある意味万能(´・ω・`)?
根本的にウイスキー自体が苦手という人を覗けばリッチブレンドの味や香りが苦手だという方は少ないと思います。
癖の無いほんのりとした甘みが特徴のリッチブレンドは、ウイスキー初心者の方にもおすすめな銘柄です。
リッチブレンドの物足らない点
リッチブレンド物足らない点としては、突出した弱点が無いがその分個性や強みに欠けてしまう器用貧乏な点です。
「自分はブラックニッカスペシャルが飲みたいんだ!」、「このウイスキーじゃないと駄目なんだ!」という方はおそらくかなりの少数派。
しかし上記の錚々たる銘柄と比べてより癖の無いすっきりとした日本人の好みに合わせた味わいは、リッチブレンドの大きな魅力でもあります。
リッチブレンドの点数
- 味
- コスパ
- おすすめ度
- 汎用性
- 需給バランス
スペシャルの特徴
価格帯 | 1300円前後 |
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アルコール度数 | 42% |
ボトルサイズ | 瓶(720ml・1440ml) |
ブラックニッカ スペシャルの魅力
ブラックニッカスペシャルの魅力は総合的力の高さあります。
国産ウイスキーの中ではバランタインファイネストやジョニーウォーカーなど、同程度の値段の銘柄とも戦える(勝てるとは言っていません)数少ない銘柄だと思います。
値段だけをみるとサントリーの角瓶と同程度ではありますが、飲み方の幅等を比べれば断然ブラックニッカスペシャルの方が銘柄としての実力は勝ります。
長い歴史に裏打ちされた伝統の味が、ブラックニッカスペシャルには今も尚受け継がれています。
ブラックニッカ スペシャルの物足らない点
欠点という欠点が見当たらないブラックニッカスペシャルではありますが、唯一足りない要素を挙げるとすれば実店舗での取り扱いの少なさだと思います。
こちらの銘柄はそこまで特別に人気があるという訳ではありませんし、レアなウイスキーという訳でもありません。
しかしどういった訳か、その他のブラックニッカシリーズの銘柄と比べると取り扱いのある店舗は限られます。
ブラックニッカスペシャルは買って損の無い銘柄なので、近場で見かけた際にはとりあえず一本キープをしてみてはいかがでしょうか。
ブラックニッカ スペシャルの点数
- 味
- コスパ
- おすすめ度
- 汎用性
- 需給バランス
ディープブレンドの特徴
価格帯 | 1400円前後 |
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アルコール度数 | 45% |
ボトルサイズ | 瓶(700ml) |
ディープブレンドの魅力
ディープブレンドは、現行のブラックニッカシリーズの中でも最もアルコール度数が高いだけあり、味についても最も太く逞しく旨味が強い銘柄です。
上記三銘柄と比較しても水や炭酸で割った際の味のブレは少なく芯のある旨味が感じられます。
また、実店舗での取り扱いが充実している点もポイントが高いです。
ディープブレンドの場合はコンビニでも良く目にしますよね(´・ω・`)
が特徴で、旨味をしっかりと感じられる本格派な構成となっています。
ディープブレンドの物足りない点
ボトルサイズが700mlの製品しか存在しない為、ちょっとだけ味を確かめたいという方などにはあまり優しくはありません。
まあ下手にバーへ行ってまで1ショットを頼むくらいであれば、自身でフルボトルを購入して飲んだ方が遥かに経済的ですが(´・ω・`)
そういった小回りが利かない点を除けば、味、コスパ、入手難易度の全てが平均以上の優れた銘柄だと言えます。
ディープブレンドの点数
- 味
- コスパ
- おすすめ度
- 汎用性
- 需給バランス
「ブラックニッカシリーズについて | まとめ記事」の総評
本日はブラックニッカシリーズのレギュラーボトルについての評価をまとめました。
偏にブラックニッカと言ってもその銘柄により特徴や方向性は様々でそれぞれに違った良さがあります。
そんな中でも同シリーズのウイスキーに共通する特徴としては、どの銘柄も非常にリーズナブルな値段で取引されておりコスパが非常に優れているという点です。
シリーズ内最安のクリアについては言うまでもありませんが、最も高いディープブレンドであっても700mlのフルボトルサイズで1400前後で購入をすることが可能なのは本当に驚きです。
ニッカウヰスキーのブラックニッカシリーズはどの銘柄も価格以上のクオリティを持ち、我々の生活に寄り添う庶民の味方的な存在です。
人によってはブラックニッカスペシャルに関しては近所では取り扱いが行われていないために味を知らない…なんて方もいらっしゃるかもしれませんね(´・ω・`)
そんな方は通販を利用して一度気になった銘柄を手に取ってみてはいかがでしょうか。
今回取り上げてはおりませんが、同シリーズのハイボール缶や水割り缶(ブラックニッカ クリア&ウォーター)についても今後追記していきますのでよろしくお願いします。
それでは今日はこの辺で(´・ω・`)ノマタネ
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