ウイスキー ジョニーウォーカーの歴史やキーモルトなどについて

2020年7月20日

ウイスキーが入った三つのグラス

本日はスコッチウイスキー「ジョニー・ウォーカー」についての歴史や概要説明を行います。

ジョニー・ウォーカーの各銘柄ごとのレビューについても今後アップしていく予定ですのでよろしくお願いいたします。

◇ あわせて読みたい

目次

ジョンウォーカー&サンズ社の創業

ウイスキーの樽

ジョニー・ウォーカーのブランドはスコットランドランドのキルマーノックという都市で誕生します。

創業者はジョン・ウォーカー。

農場経営を行っていたジョンの父が1819年に他界し、経営を続けることが難しくなったウォーカー家は農場を売却します。

売却をして得た資金を基に、1820年にキルマーノックに食料雑貨の店を構え、後にウイスキーの蒸留所の開設・販売も手掛けるようになります。



これがジョンウォーカー&サンズ社(ジョニー・ウォーカーの製造・販売を行う会社)の創業となります。

ウイスキー ジョニーウォーカーの変遷

ウイスキーと写真

ウイスキーの販売を始めた当初はシングルモルトの製品を販売していましたが、当時のシングルモルトウイスキーは味にバラつきがあり安定感が無く苦慮します。

ジョンが経営をしていた食料品店では茶葉やスパイスなどの調合も行っており、その際に得られた経験を基に、他の蒸留所のモルト原酒を取り寄せブレンドを行い、「ヴァッテッドモルト(ブレンデッドモルト)」のウイスキーを生み出しました。




ウイスキーをブレンドして味を調整する手法は現在では珍しくはありませんが、シングルモルトが主流だった当時としては革新的な製法で、これによって安定的に高い品質のウイスキ-の製造が可能となりました。


その際に誕生したウイスキーは「ウォーカーズ・キルマーノック」と名付けられ販売されますが、現在のジョニーウォーカーと比べるとその知名度は現在と比べるとまだまだ低いものでした。

今日の様に世界的に知名度の高い銘柄となるのはジョンの息子のアレクサンダーと孫のアレクサンダー2世の手による功績です。

ボトルデザインの秘密について

バーの扉

キルマーノックに鉄道が通った事を期に、アレキサンダーはウォーカーズ・キルマーノックの生産設備を拡大し、それに伴い売り上げも増大します。

ジョニーウォーカーの独特な四角い形状のボトルは、鉄道や船での輸送の際にも安定感があり、隙間なく積載する事が可能であるという理由から、1860年頃の二代目アレクサンダーの代で考案されました。



ラベルを斜めに貼ったデザインもこの当時に生まれたもので、これは遠目から見てもジョニーウォーカーのウイスキーであることが良く分かるようにという工夫だったようです。


面白いブランディング方法ですね(´・ω・`)


因みに、ジョニーウォーカーのラベルの傾きは必ず「24度」になっているとの事です。

ウイスキー ジョニーウォーカーの誕生

ジョニーウォーカー ブラックラベル

1865年には大量生産を目的に、ヴァテッドモルトのウォーカーズ・キルマーノックにグレーン原酒をブレンドした「オールドハイランド」というウイスキーが誕生します。


オールドハイランドは現在のジョニーウォーカーの雛型となった銘柄でもあります。

産業革命の影響を活かして販路を拡大した二代目アレクサンダーが1889年に没した後、孫のアレクサンダー二世がオールドハイランドを「ジョニーウォーカー」に改名し、本日のテーマである「ジョニーウォーカー」のブランドが誕生しました。



因みに、ジョニーウォーカーという名は、創業者でありアレクサンダー二世の祖父でもあるジョンの愛称から名付けられました。


ジョニーウォーカーブランドのシンボルにもなっている、ステッキを持ちながら大股で歩いている紳士は「ストライディングマン」と呼ばれており、こちらも創業者であるジョンをイメージしてデザインされています。

王室御用達のブランドへ

ジョンウォーカー&サンズ社は1934年に英国王室御用達のお墨付きを受け、ジョニーウォーカーは今なお王室に収められているとても評価の高いブランドです。

ウイスキー ジョニーウォーカーの種類やキーモルトについて

ジョニーウォーカーのキーモルトは銘柄によって様々です。

同ブランドのウイスキーはキーモルト以外にも多数の構成原酒とのブレンドが行われ、各銘柄の絶妙な味わいを構成しています。

「レッドラベル」の詳細

値段1000円前後
アルコール度数40%
キーモルトタリスカー
酒類ブレンデッドウイスキー

「ブラックラベル」の詳細

値段2000円台前半
アルコール度数40%
キーモルトタリスカー・カーデュ・ラガヴーリン
酒類ブレンデッドウイスキー

「ダブルブラック」の詳細

値段2000円台後半
アルコール度数40%
キーモルトタリスカー・カーデュ・ラガヴーリン
酒類ブレンデッドウイスキー

「グリーンラベル」の詳細

値段5000円前後
アルコール度数43%
キーモルトカリラ・タリスカー・リンクウッド・クラガンモア
酒類ブレンデッドモルトウイスキー

「ゴールドラベル」の詳細

値段5000円前後
アルコール度数40%
キーモルトクライヌリッシュ
酒類ブレンデッドウイスキー

「ブルーラベル」の詳細

値段14000円前後
アルコール度数40%
キーモルト
酒類ブレンデッドウイスキー

世界で最も売れているスコッチウイスキー

二つのグラス

ジョニーウォーカーは世界で最も売れているスコッチウイスキーです。

同社の特定の銘柄では無くブランド全体での売り上げが世界一となっており、年間で億単位の本数のボトルが世界中へ出荷されています。

等級時代について

氷の入ったウイスキー

過去には当時の酒税法の関係で日本での販売価格がジョニ赤が4~5000円程度、ジョニ黒が7000~10000円程度という現在と比べると何倍も高い値段で取引が行われていたそうです。

私自身はその時代に生きていたわけではありませんので詳細は分かりませんが、海外のウイスキーが好きな人にとっては良い時代になりましたね(´・ω・`)

その反面、国産のウイスキーに関しては原酒不足による価格高騰によって終売・休売が相次ぐという何とも残念な時代でもありますが…(´・ω・`)

等級時代のジョニーウォーカーシリーズは、オークションや田舎にある個人経営の小規模な酒屋さんなどであれば現在でも割と取り扱いがありますので、気になる方はチェックしてみてください。

「ウイスキー ジョニーウォーカーの歴史やキーモルトなどについて」の総評

闇夜に浮かび上がるロックグラス

本日は世界で最も売れているスコッチウイスキーのブランド「ジョニーウォーカー」についての歴史などを纏めた記事となりました。

普段からジョニー・ウォーカーシリーズのウイスキーを愛飲されている方であれば常識的な話だったかもしれませんが、本記事がウイスキー初心者の方やこれからウイスキーを飲んでみたいと考えている方にとって、少しでもご参考になりましたら幸いです(´・ω・`)



今後も様々なウイスキーやその他お酒についての記事をアップしていきますのでよろしくお願いいたします。

また、ジョニーウォーカーシリーズのテイスティングレビューについても近日中に公開を予定しておりますので、併せてお読みいただければ嬉しいです。

それでは今日はこの辺で(´・ω・`)ノマタネ

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