私は以前とある私設の美術館で展示室内の監視業務のバイト(派遣)をしておりました。
本日はそこでの体験を元に美術館監視バイトの良かった所や苦労した所をお話ししたいと思います。
まず最初に結論を書きますが、美術館での監視員のバイトは様々な苦労やストレスもありますが、同時に得られるものも多くある割と良いバイトだと思います。
詳細は次項に記しますのでよろしくお願いします。
目次
美術館のバイトに採用される人の特徴
私かバイトで勤務をした時は私以外の監視員は全員が女性でした。
これは基本的に募集する比率自体が圧倒的に女性の方が多いという事が理由になっていると思いますし、「美術館の展示室の様な空間には男性よりも女性の方が威圧感等もなくお客様への対応も柔軟な方が多いのでこの仕事に向いているだろう」という採用側の考えも合致した結果でもあると思います。
実際にどの美術館へ行っても展示室での案内や受付の方などは女性の方が比率的にはかなり高いですよね(`・ω・´)
男性である私がこのバイトに受かった理由は自分でもよくわかりせんが、おそらく元々美術関係の出身であるという事と単にシフトに多く入る事ができたからという事が理由なのではと思っています。
当時私と一緒に採用された方の年齢層的には20代から50代まで割と幅広く採用されていたと思います。
私と一緒に採用をされた方の特徴としては美術家や音楽家、過去に美術館の監視業務を行った経験のある方に絵を習っている方等殆ど何かしら絵や芸術等に関わっている方達でした。
これだけバラエティー豊かなメンツが集まったのは本当にただの偶然だとは思いますが、やはりそういった経験をお持ちの方は採用の際には強いのかもしれません。
他に採用された方の特徴としては、当然かもしれませんがシフトに多くはいる事ができる方が重宝されていました。
美術館で働く人たち
美術館の仕事自体は私たちの様に監視業務を行う者達の他にも、その美術館へ出入りする様々な業種の方が存在します。
流石に異業種の方達の中には男性も割といました(´・ω・`)
■ 美術館に出入りしている主な業者は下記になります
- ・美術館を運営している会社の従業員
- ・学芸員
- ・受け付けや案内を行う職員
- ・レストランの従業員
- ・私たち派遣バイトの監視員
- ・警備員
その他には
美術大学の生徒や近所の高校生などが数日間の業務体験などを行っておりました。
美術館での業務はこの様に多様な出入り業者の方たちと共に働く形態となっておりましたが、基本的には皆さんいい大人ですし業種を越えた必要以上の干渉等も無かったので特に問題はありませんでした。
まあちょっと休憩の時等は気が休まらなかった事もありましたが、それについては後程少しだけ触れます。
美術館での監視員のバイトのメリットとデメリット
まずは美術館の監視バイトをする際のメリットとデメリットを簡単に書き出してみます。
【メリット】+ 余談
■ 同じ美術系の方や趣味で絵を描かれている方々とお知り合いになりやすい
人との出会いは偶然のご縁なので絶対にという訳ではありません。
ですが基本的にはわざわざ自分の嫌いな事や興味のない事を仕事にしようと思う方は少ないはずなので、結果的に美術に詳しい方や本職の方とお知り合いになる可能性が高い仕事だと思います。
美術関係の方って、少しでも美術と近い場所に身を置いておきたいと考える人が本当に多いんですよ。当然か(´・ω・`)
私は数年前にこの仕事で知り合った方々とは今でも頻繁に交流があり自身の展示へお招きする事や、逆に招待をお受けする事もあります。
つい先日にも、このバイトで一緒に働いていた方が主催するコンサートへ行ってきたところです。
とても貴重で大切な出会いとなっております。
■ 美術館の作品を無料で見ることができる
本来であれば入場料を払わなければならない貴重な作品であったとしても、美術館監視員のアルバイトであれば無料で見放題なこともメリットの一つと言えます。
特に会館時間前であれば誰もいない空間で作品を見る事ができるので、自分の大好きな作品を独り占めで鑑賞する事も可能です。
とは言っても会期によっては個人的にはあまり興味がない分野の展示が行われる場合もあります。
多くの方は自身にとって興味が無い作品の展示には関わりたくないな~と思うかもしれません。
しかし逆に捉えれば、それは今までの自分が興味を持って深く関わる事の無かったジャンルの作品にも触れる機会が設けられることで、自身の未開拓の分野への造詣を深めるチャンスにもなり得ると言う事です。
美術館の監視員は、お金を貰いながら自分にとっても有意義な知識を多く学ぶことが出来る貴重なお仕事と言えると思います。
■ 割と手軽に接客業の経験を得る事ができる
接客業と言われると身構えてしまう方って結構いませんか?
そんな方にもオススメできるのがこちらの監視員のアルバイトなんです。
美術館の監視員であればアパレル業の様なノルマや、「特に用事は無くても商品を買ってもらう為に無理してでもお客様へ声をかけないといけない」(*_*)
なんて事は一切ありませんので接客業の経験が無い方にも比較的始めやすい仕事と言えると思います。
むしろ美術館の監視員の場合はあまり目立ってしまっては作品鑑賞の邪魔になるだけなので、
お客さんからのアクションが無い場合は目線を少し下げて固まっている位が丁度いいんです。
ただしこれは一切接客をしなくても大丈夫という意味ではありません。
作品に近付きすぎたり触りそうになったお客様へは監視員が注意をする必要があるのでその際には、自分から歩み寄ってお客様へ話しかけに行く必要があります。
その他にはお客様の方から美術館内についてや展示している作品の詳細についての質問を受けることがあるので対応が必要になります。
このように監視員のアルバイトを経験しておけば、その後の就活や転職活動の際にも堂々と接客の経験があるとアピールできますので、そういった意味では割とお得な仕事かもしれません。
■ 余計な雑務等をする必要がない
普通のバイトであれば本来の仕事以外にも開店前の準備や閉店後の後片づけに掃除など、様々な雑務に追われる場合も多々あると思います。
しかし美術館で働く場合であればそういった事を生業としている専門の業者さんが元々入っているので、こちらがその類の煩わしい対応をする必要は全くありません。
自分の専門である監視員の仕事だけに集中して働く事ができるので、同時に色々な対応をする事が苦手…という様なあまり器用ではない方にとっても働きやすい仕事だと思います。
■ 空調の効いた環境
美術館の館内は空調がきいているので季節を問わず常に快適です。
ですから暑い場所や寒い状況が苦手…という様な方にとっても働きやすい職場になっています。
また雨の日でも美術館の館内であれば全く影響を受けないので気候にも左右されずに仕事をする事が可能です。
環境面で安定して働きたいという方にはオススメの職場ですよ(´・ω・`)
普段は自宅やオフィスで働いていて副業として何か別の仕事をしたいという方にとっても、美術館の監視員であればしっかりと空調が効いているので普段の仕事とあまり変わらない温度環境で働く事ができるのでオススメです。
それでいて接客業という人と関わる仕事がメインになので生活全体にも刺激やメリハリが生まれる事も期待できます。
【デメリット】+ 余談
■ 色々な方たちとお知り合いになることはできるが、出入り業者が多いので仕事中は勿論、休憩中であっても気が休まらない
仕事をしていると当然定期的に休憩を挟むことになります。
その際、美術館で働く場合に場合どうしても避けては通れないのが休憩室で別の会社の業者さんと相席になるという事です。
もちろん別の会社の方であっても皆さんとても良い方ばかりなのですが、やはりどうしても気を遣ってしまうので少し落ち着きません。
無理をしてまでこちらから話しかける必要等はありませんが何度か顔を合わせる方とはどうしても自然と会話が生まれるものなので、その際に行う世間話もある意味仕事のひとつと言えるかもしれません。
職場での態度は当然雇用先の会社へも伝わる筈なので、あまり不愛想な態度で評判が悪くなると後々の雇用の継続にも支障が出るかもしれませんからね。
この世間話の中で色々と他の会社の方の事情などもお聞き出来て有意義ではあるのですが、業務中は常にお客さんに囲まれている仕事なので休憩中くらいはゆっくりしたいというのが本音としてありました(´・ω・`)
■ 割と簡単な部類ではあるが接客業でもあるので、その類いのストレスが存在する
仕事の内容自体は上記の様に非常にシンプルである為比較的すんなりと入っていくことはできますが、当然ながら我々監視員にお客様を選ぶことは出来ません。
こんなことを言うと何を偉そうにだとか甘えるなと言われるかもしれませんが、実際に現場で仕事をしていると常に「お客様第一」という訳にもいきません。
お客様に展示を楽しんでいただく事もこのバイトの大切な仕事ではありますが、それでも我々は読んで字の如く『監視員』として現場に立っています。
ですのでお客様への接客と同じくらい展示されている作品の監視をし、保護を行う事も大切なんです。
勿論殆どのお客様はマナー良く鑑賞していただき、こちらから声をかける事も無く美術館を後にしていただく場合が殆どです。
しかし中には何を勘違いされているのかと言いたくなる方々が一定数いる事も事実です。
いくらお金を払っているからと言ってやはりマナーは守っていただかないと駄目ですし、そもそも美術館での「入場料金」の意味とは「マナーを守っていただけるのであれば入場料金を支払う事で作品鑑賞を楽しむ事ができる」という権利を買う様なものなのです。
マナーを守ればこそ、その料金で楽しんでいただくことが出来るという事が本来は前提にあるのですが、そこを履き違えて注意事項を守らずに身勝手な振る舞いをした結果、こちらから直接注意をされて気を悪くするというなんとも情けない方々もやはり一会期中に何名かはお見受けします。
守れていない時点でどちらに非があるかは明白ですし、いくらお客さまであろうとこの事に関しては文句を言う資格はありません。
それはただの逆切れです。
なんてことを連日勤務していると心の中では考えてしまいがちですが、どれだけ正論であろうとこの様な事は当然口には出せませんので気付いたらストレスがマッハになっている事もありますよね。
まあこれはどんな仕事にも言える事なのですが、この項目が気付いたら他よりも圧倒的に長文になってしまっている事からも色々と伝わると思います(´・ω・`;)
因みにマナーの悪いお客様の一例を挙げると
- ・館内で指定の区画以外での飲食行為
- ・展示室内で勝手に写真を撮る
- ・展示室内での撮影を注意された後も監視員の死角に入った隙に再度写真を撮影する
- ・展示作品に触れる
- ・傘や自撮り棒等の長物、水気を含んだものを持ち込む
- ・飲食物のゴミを監視員に押し付ける(渡した本人はゴミ箱が無いと怒っていましたが、そもそもゴミは持ち帰る物であり展示室へ持ち込んで良いものでもない)
他にも挙げればまだまだありますがキリが無いのでこの辺りにしておきます。
上記は事前に受付で禁止事項として説明をさせていただいておりますので、それを分かった上での行為となっております。
こういった場で注意を受ける事は当人にとっても本当に嫌な事だと思いますが、注意をする側も本当に嫌なんです。
仕事でなければ絶対にしたくないです。
美術館へ来られた方にはお金を払ってもらっている以上ちゃんと楽しんでいただきたいですし監視員の立場からしても、お客様にはその日一日を注意を受ける事無く良い気分で過ごしてほしいとも思っています。
「マナーを守るという事はご自身の為でもある」という事を覚えておいてほしいです(`・ω・´)
■ 季節に関わらず常に正装(他の業種の方は私服でも)
美術館の監視業務には基本的にはフォーマルな格好が求められます。
男性であればスーツ、女性も同様にスーツやそれに近い格好が強いられるます。
夏場であってもスーツの着用が義務付けられているので空調が効いているとはいえ連勤となると暑さでちょっと嫌になります。
[ 2019年10月26日 追記 ]
美術館の監視員に向いている人の特徴などについて
■ 向いている人
■ 向いていない人
- ・「向いている人」のリストに全く当てはまらない人
■ 美術館の監視員に向いている人
① 美術・芸術が好きor興味がある
まず①は当然ですよね。
美術作家や専門の知識を持つ立場である必要は全くありませんが、それでもある程度普段から美術館に足を運んだり美術作品を目にする事が好きという方はこのお仕事に向いていると思います。
逆にこれから美術館で仕事をしようと言うのに美術に興味が全くないという人では勤務先の美術館にもお客様にも迷惑を掛けかねません。
「なんとなく楽そうだから」という理由でお考えの方にはあまり向かないお仕事だと思います。
私が監視員の面接を受けた際は、私ともう一人の方との二名でのグループ面接の形式で行われました。
その際、私は美術大学の出身で現在も作家活動を続けており、勿論美術全般へ興味がある事をお伝え致しましたが、私と同時に面接を受けたもう一人の方は面接官に対し、美術についてや次回予定をしている展示内容への興味を尋ねられた際に「あまり興味がない」という答えを返していました。
ある意味正直な答えではありますが当然ながらその方は面接で落ちました。
そういったスタンスの方を雇いたがる雇用主はあまりいないと思います。
嘘や誇張した返答をする必要はありませんが、予定をしている展示についての興味や予めある程度出品作家や作品についての予習を済ませておき、美術や監視員への興味がある点や責任感のある姿勢を見せると面接にも受かりやすくなると思います。
② 接客業が得意・好き
監視員のお仕事は上述の様にノルマ等はありませんし、そこまで積極的な接客をする必要はありません。
販売系に求められるレベルに比べれば難易度や頻度は格段に下がりますが、それでもお客様とのやりとりは日に何度かはあります。
故に、接客に関してのスキルや前向きな姿勢を持っているに越したことはありませんので、そういった経験が豊富という方には向いている仕事であるともいえます。
ただし、販売系の接客の場合は「お店の為」の場合が殆どだと思いますが(モノを売らないといけない為)、美術館での接客の場合は「お客様の為」の接客となるので、ある意味より「空気を読んだ接客」が求められる現場となります。
美術館の場合は接客をしない接客というか、必要以上にこちらから係らない接客がベターな現場となります。
その違いをよく理解しないで、自身の経験とプライドに酔った押し付けがましい接客をしてしまう人の場合はその存在自体が周囲のデメリットになってしまうので注意が必要です。
実際に私の働いていた現場でもそういったお客様への接客時の態度が大問題となり辞めさせられた方がいました。
ご注意ください。
③ 周囲との協調性がある
美術館で働く際には周囲との連携や連絡が重要となります。
それは同じ監視員以外にも、雇用先の会社から美術館の職員、学芸員他様々な職種の方が美術館内を出入りしているからです。
通常の会社内であれば自分がいい加減な仕事をした際には、自分が社内で詰められるだけなので問題ありませんが(問題ありますが)美術館の監視員の場合はたとえアルバイトという雇用形態で働く場合であっても、その「雇用先の会社の顔」として出入りをしている訳ですからあまり自分勝手な振る舞いは出来ません。
そういった点を理解し「周囲の方と協力し良い仕事をして一つの企画(展覧会)を成功させたい」という思いを強く持てる方には向いているお仕事だと思います。
④ 柔軟な思考や対応が得意
美術館の監視員に求められる能力として協調性と同じくらい重要になる事が柔軟な思考や対応です。
協調性が求められる場面は美術館を運営している内部の人間関係に対してですが(他社を含む)、柔軟な対応が必要となる対象は主に美術館の運営とは関係のない一般のお客様に対してです(勿論内部に対しても多少は必要になりますが)。
初めて美術館で監視員をする際には仕事を開始する前に予め簡単な説明や研修が行われます。
その際、規則として展示室内での禁則事項や注意の呼びかけなどの基準についての説明を受ける事になります。
実際の業務中に於いても基本は研修時に受けたルールに基づいてお客様への注意やお願いをして作品やお客様の安全を守る様に勤めますが、場合によっては敢えて注意を見送りその場を見守る事も大切になります。
これは、書面や口頭で伝えられただけのルールでは実際に働く現場に於いての空気感や雰囲気の中での明確な線引きは難しい事が多い為です。
具体例を言うと、展示されている作品が剥き出しの状態ではなくガラスなどで表面の覆われた額の中に入っており、額の部分を軽く手で触れた程度であれば作品部分には全く影響がない場合の動作については(間近で作品の指差し「ねぇ、あれ見て!☞」みたいな時に行う)本来であれば額もある意味作品の一部となりますので注意事項の一つとなりますが、我々としてもお客様の楽しい雰囲気は可能な限り壊したくないという思いがありますので、あまり何度も触っている場合や当たりが強い場合や悪質な場合等以外では出来るだけ見守るように気を付けます。
それでは何もしていないじゃないか、と思うかもしれませんがそうではありません。
そういったお客様をお見かけした場合は目を離さない様心掛け(その際に睨んだりしては駄目ですよ)それ以上の問題が起こらない様に注意します。
作品額部分への指差しやタッチが一度だけで終わるのであればそのまま見送りますし、もしも続いてしまう場合は仕方が無いので「注意に向かう姿勢」を見せます。
この段階で重要となるのは、悪質な場合等を除き「注意に向かう姿勢」を見せる事で「注意未遂」に終わらせる様に務める事です。
大抵のお客様はこの段階で禁止行為を止めてくださります。
対象となるお客様に対して向かって行きこちらの存在や意図に自主的に気付いていただき、禁止行為を止められた方には注意を行わないという対応も美術館の監視員には必要となる接客方法の一つとなります。
その際、大抵のお客様は「ハッ!」とした表情をされますので「ニコリ」した表情で軽く会釈をして元の立ち位置に戻るようにすると、お客様のその後の鑑賞にも余計な影響を与えずに済み、最後まで楽しんでいただけると思います。
この様に、監視員のお仕事というのは何もしないで済むように立ち振る舞う事が中には最善であるケースもありますので、そういったシーンではマニュアルだけに頼ることなく臨機応変に対応する事が必要となります。
こちらの働き方次第で本来であればアウトなゾーンも、何とかしてセーフゾーンにしてあげる事が出来る場合もあるという事ですね。
⑤ 学習意欲がある
展示室内で監視員をしていると当然ながら展示作品についての質問をお受けする事があります。
大抵のお客様からすれば美術館で働いている監視員と学芸員の区別はついておらず、その場に立っているのだから当然、展示室内の作品についてもそれなりの知識を有していると思われて色々とご質問をお受けする事が多々あります。
そういった際にもある程度の受け答えが出来る様に予め多少の予習等はしておくとその後の業務にも余裕が生まれます。
最初の研修の中でも多少の説明を受ける事はありますが、正直かなり限定的な情報になりますので自主的に展示をしている作家や代表的な作品についての情報を持っておく事が望ましいです。
⑥ 威圧感が無い人
展示室内に於いて否が応にも独特の存在感を放ってしまうのが監視員です。
勿論そのお蔭で作品を保護する為の抑止にも繋がりますのでその存在感がある程度は必要である事は間違いありません。
しかし存在感を越えて威圧感を与えてしまう人の場合は話が少し変わってきます。
監視員は当然展示室内においては脇役以下であり、役者ですらありません。
黒子?とまではいきませんが、あまり派手にならない様な身だしなみを心掛けあらゆる意味でお客様への鑑賞の妨げにならない様に務める事が大切です。
「美術館でバイトをやってみた」のまとめ
美術館でのバイトを経験してみた感想としては、個人的には悪くないバイトだとは思いました。
給与や待遇の面などはそこまで良いものではありませんが、屋内の仕事という事で身体的な負担は少なめですし、お客様への対応に関しても慣れてしまえばある程度問題がなくなると思うので続けやすい仕事だとも思います。
まあもちろん一緒に働くスタッフさん次第でもありますが。
基本的にどの美術館であってもこちらのバイトであれば「地獄のブラックバイト」という事は無いと思うので興味がある方は一度経験してみてもいいと思います(´・ω・`)
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