ウイスキーの飲み方について | ストレート・トワイスアップ・ロック

グラスに入ったウイスキー お酒

本日はウイスキーの飲み方についてお話をしていきたいと思います。

ウイスキーの飲み方には色々なものがありますが、その中でも特に代表的な飲み方としては「ストレート」、「ロック」、「トワイスアップ」、「ハイボール」の4種類が最もポピュラーな飲み方になると思います。

今回の記事ではハイボールを除いた3種類の飲み方についての解説に加え、それぞれの飲み方に合う銘柄やグラスについても書いていきたいと思っています。

何故ハイボールは除いたのかと言いますと、本来予定をしておりましたハイボールについてのパートが余りにも長くなってしまったからです。

内容の半分近くがハイボールになってしまうのはやはり不味いですからね(´・ω・`)

また日を改めて公開をしていきます。

では気を取り直して本題を進めて行きます。

目次

ストレートの飲み方について

瓶に入った沢山のウイスキー

まずはストレートです。

こちらは文字通り、グラスに注ぎそのまま何も手を加えずに少しずつ味わいながら飲み進めます。

その際、ウイスキーのグラスとは別に水も用意をしておきウイスキーと交互に口にする様にすると、毎回口の中のアルコールの辛味等がリフレッシュされますので最後まで美味しく頂くことができます。

ウイスキーだけをストレートで飲み続けてしまうと胃や食道への負担も大きくなってしまいますので、ストレートで楽しまれる場合は必ず側に水を用意してから飲む事が重要です。

そんなストレートの魅力としては、やはりその銘柄の持つ個性や旨味を一番ダイレクトに味わう事が出来る点です。

ウイスキーには様々な飲み方が存在していますが、当然のことながら各銘柄の味を一切変える事無く味わう方法についてはストレート以外には存在しておりません。

誤魔化しが効かない飲み方とも言えます。


ストレートでの飲み方に合う銘柄としては、基本的にはある程度個性のある銘柄やアルコールの刺激が少なめの銘柄を選ぶ方が良いと思います。

例えばグレンフィディックやグレンリベットにラフロイグ、響あたりは個人的にストレートで飲んで美味しいと思う銘柄になります。

逆にストレートで飲んでもあまり美味しくないウイスキーの特徴については、原酒の年齢が若くアルコールの刺激の強い銘柄になります。

スーパーやコンビニで売っている日本の安ウイスキー御三家(角瓶・ブラックニッカ・トリス)についてはあまりストレートでの飲用には適さないと言えます。

その他のストレートの飲み方に向いている銘柄

・マッカラン
・シーバスリーガル
・山崎
・バランタイン

ストレートで飲む際にオススメなグラスは「グレンケアン ブレンダーズモルトグラス」になります。

こちらのグラスは飲み口の部分の形状が底面に比べて狭くなっておりますので、中に溜まったウイスキーの香りを拡散させません。

ウイスキーの持つ香りをグラスの先まで一直線に運んでくれますので、普通の口の大きなグラスで飲む場合よりも香りをしっかりと感じる事ができます。

グレンケアンは※世界五大ウイスキーに属する数多くの著名な蒸留所でもテイスティングの際に使用されている由緒正しいテイスティンググラスです。

各蒸留所を代表する「マスターブレンダー」達もがこぞって絶賛するこのグラスには、この業界を代表する数多くの著名人達の意見が取り入れられています。

実際に私も初めてこちらの商品を使用してみた際には、それまでよりもウイスキーの持つ繊細な香りをしっかりと感じる事が出来る様になり驚きました。

正に匠の技。

「器で味が変わる」というのは正にこの商品の事です(´・ω・`)

それだけ良い物なのであればお値段もそれなりにするのだろうな…と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

現在の日本円で言うと1100円~1300円程度で購入をする事が可能です。

気になる方はそちらも併せてチェックをしてみてください。

※世界五大ウイスキーについての詳細はこちらをご覧ください。

トワイスアップの飲み方について

ウイスキーの樽

続いてはトワイスアップの飲み方を説明致します。

トワイスアップとはウイスキーに加水をしていく飲み方になります。

こちらは人によって方法がマチマチではありますが個人的にオススメな加水の方法としては、まずは数滴の水を加えて味や香りの変化を確かめながら飲み進めていく事をオススメしています。

たったの数滴と思われるかもしれませんが実際にやってみると意外とそれだけでも味、香り共に変化を感じられる場合が多いです。

その後、少量の加水では変化を感じられないという場合は更に水を追加していき自身が美味しいと思える状態バランスを発見していく事もトワイスアップならではの楽しみ方になります。

まあ単純に、濃いウイスキーに水を加えて薄める事は出来てもその逆はできませんからね。

味の調整はそうやって徐々に行う方が無難です(´・ω・`)

ウイスキーは水を加えると「香りが開く」と言われています。

つまりは香りがより鮮明に届きやすくなるという事です。

これには科学的な理由があり、ウイスキーの中に含まれている香りの成分はアルコールとの相性が良く、アルコール度数が高い環境は自身にとっては居心地の良い状態となります。

居心地の良い環境にある香りの成分は当然ウイスキーの液面から外の環境には自身から積極的に出ようとはしません。

要は香りの成分はアルコール濃度が高い環境であるほど液中に「引きこもる」という状態になる訳です。

トワイスアップの飲み方に向いている銘柄

・グレンモーレンジィ
・シーバスリーガル ミズナラ
・イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

そこに水を加えてやると当然アルコールの濃度は低下致します。

その結果、香りの成分にとっては居心地の良い環境が侵略されてしまいますので嫌がります。

加水によりアルコール濃度の薄まったウイスキーを嫌がった香りの成分は液面から我先にと逃走を始めます。

その際に逃げ出した香りの成分が我々の鼻に届く為、ストレートの時以上にはっきりとした匂いを感じとれる様になる様です。

まあ完全にYouTubeで見た知識の受け売りですが(´・ω・`;

今回の内容が説明されている動画を下記に添付しておきますので気になる方は是非一度目を通してみてください。

トワイスアップと相性が良い器もストレートと同じく「グレンケアン ブレンダーズモルトグラス」だと思います。

こちらを使用して最初はストレートで楽しみ、ある程度飲んだ後に水を加えて香りや味の変化を楽しむというのが個人的にはオススメの飲み方になります。

トワイスアップに向いている銘柄は上記で挙げた物は勿論合いますが、それ以外には「フロム・ザ・バレル」や「ワイルドターキー」等の元々のアルコール度数が高い銘柄とは相性が良いです。

アルコール度数の調整をされていない「カスクストレングス」系の銘柄についても同様です。

※「カスクストレングス」についてはこちらを参照。

ロックの飲み方について

ロックグラスに入ったウイスキー

続きましてはロック(オン・ザ・ロック)の飲み方をご紹介。

こちらは氷を入れたグラスへお酒を入れて飲むという方法になります。

主にウイスキーやブランデー等の度数の高いお酒を飲む際に用いられます。

ロックで飲んだ際の味の特徴としては、氷から溶け出した水でウイスキーが薄まる事によりアルコールによるピリッとした刺激が和らぎ、ストレートの時に比べて格段に飲みやすくなります。

また氷でウイスキーが冷やされる事にもアルコールの刺激を和らげる効果があります。

アルコール度数の高さが原因となる特有の辛みに対してロックという飲み方は非常に理にかなっているという訳ですね(´・ω・`)

しかし一方でロックという飲み方にはデメリットも存在しています。

先程トワイスアップの際には「香りが開く」と表現をいたしましたが、ロックでウイスキーを飲む場合は氷によってウイスキーが冷やされることで香りが立ちづらくなり、「香りが閉じる」という事が起こります。

以上の様な点を踏まえた上で、ロックで飲む場合には銘柄のチョイスにも気を付ける必要があります。

とは言っても実際に飲んでみないとロックという飲み方にどの銘柄が合うか合わないかという事は分からないものです。

手持ちの銘柄をとりあえず片っ端から色々な飲み方を試してみるというのも、ウイスキーの楽しみ方の一つだと私は思っております(´・ω・`)

ロックに向いている銘柄としては、個人的にはアメリカンウイスキー(バーボン・テネシー)が向いていると思います。

その中でも特にワイルドターキーやメーカーズマークは氷を入れた場合にも各銘柄の持つボディはしっかりとブレずに旨味はしっかりと感じられます。

後はスコッチのマッカラン等もロックで飲んでも非常に美味しいですよ。

ロックに合うグラスと言えば言うまでも無くロックグラスです。

どっしりとした低い重心に幅広い口のグラスには何とも言えない格好良さがあります。

底が厚くて複雑なカットの入ったグラスでウイスキーを飲めば、実際の値段以上の幸福感を得られます。

また、ロックグラスの中に大きな氷を入れてウイスキーを注いだビジュアルは何度見ても本当に美しいですよね。

ロックの特徴の一つとしては見た目も非常に印象的なんです。

言われなくても知っていますよね(´・ω・`)

その他のロックの飲み方に向いている銘柄

・ジャックダニエル
・フロムザバレル
・ジョニーウォーカー 黒ラベル

氷はウイスキーを飲む際には非常に重要な要素となりますが、バーで飲む様な大きな氷を作るのは中々難しいですよね。

技術的には出来るという方であっても、諸々の手間を考えると億劫になってしまうという方も多いと思います。

そんな方にお勧めなのが現在ネットのあちこちで目にする様になった大きな丸氷や角氷を作る事が出来る製氷機になります。

こちらを使用すれば面倒な氷を砕く作業や削る必要等は一切ありません。

ただ水を注いで冷凍庫に入れておくだけで誰でも簡単に大きな氷が出来てしまうという優れものです。

ご自宅に居ながらバーの様な本格的なオン・ザ・ロックをいただけるというのは嬉しいですね。

氷って毎回お店で買っていると意外とお値段が張りますからね。

一度買ってしまえば何度でも繰り返し使用する事ができるこの様なアイテムは、便利なのは勿論ですが長い目で見ればコスパの面でも優れた商品と言えます。

「ウイスキーの飲み方について | ストレート・トワイスアップ・ロック」の総評

ウイスキーとおつまみ

今回はウイスキーの飲み方についての記事となりました。
ウイスキーの飲み方については、本記事で紹介を致しました3種類の飲み方の他にもまだまだ沢山の飲み方が存在しております。

そちらについては今後の記事内で解説をしていきたいと思います。

またハイボールに関する記事についても近日中に公開をしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

余談ですが、最近は年末という事もあり、普段であれば中々見つける事が難しい山崎や白州等のジャパニーズウィスキーがコンビニ等でも頻繁に目撃される様になっていますね。

かく言う私も先日職場近くのファミリーマートで白州180mlのミニボトルを発見し、仕事中ではありましたが(休憩時間)即買いをしてしまいました。

まだ見つける事が出来ていないという方は、お近くのコンビニやスーパーのお酒売り場等を回ってみるといい出会いがあるかもしれませんよ。

本当に余談なのでここらで締めたいと思います。
それでは今日はこの辺で(´・ω・`)ノマタネ

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