web業界で働いてみて SEO対策会社編④

2019年5月12日

パソコンとコーヒー

これまで3度に渡りSEO対策会社での業務内容等についてご説明をさせていただきましたが、本日は第4回目としてSEO対策会社でSEO対策を行う際に選択することができる2種類の契約方法についての説明をさせていただきます。

目次

SEO対策のプランについて – 成果報酬型 –

ノートパソコン

一般的にSEO対策には「成果報酬型」と「月額固定型」の2種類のプランが存在しています。
成果報酬型とは対策を行うワードが上位化されて初めて費用が発生する契約プランで、仮にSEO対策会社が施策を行ったとしても狙ったワードを上位化する事が出来なかった場合は一切費用が発生しないというもので、基本的にはクライアントに有利なタイプの契約プランになりますが場合によっては固定型よりも費用が膨らむ事もあるので事前の認知が必要です。
SEO対策を試してみたいけど、本当に上位化できるのかが不安だ…という企業さんはまずこちらのプランで一度試されるのが無難かもしれません。
その際の注意点としては成果報酬型のプランの場合は上位化が完了したからもういいや…という感じでクライアントの都合で勝手に契約を解除するという事はできません。
当然の事ですよね(´・ω・`)
SEO対策会社としてもビジネスとして施策を行っている訳ですから上位化完了後、一方的に契約を破棄されては干上がってしまいます。
ですので成果報酬型の場合は上位化完了後から報酬が発生し、その後の数か月は必ず契約を継続し続けなければならないという事です。
契約期間が何か月になるのかは会社によりマチマチだと思うので事前にしっかりと確認をしておきましょう。
事実、私の以前勤めていた会社でもこの事でクライアントと少し揉めたことがありました(´・ω・`)

SEO対策のプランについて – 月額固定型 –

パソコンを使用している人

対する月額固定型は上位化が成功してもしなくても必ず費用がかかるタイプのプランです。
こちらのプランは基本的にはSEO対策会社に有利な契約プランと言えると思います。
ただ、場合によっては成果報酬型よりも結果として施策費用が安く済む場合もあるのでケースバイケースともいえます。
固定型の方が成果型よりも安くなる場合がある理由としては成果報酬型の契約内容の場合は「順位の変動に応じてSEO対策会社側への支払額が変わる」からです。
上記の理由から、場合によってはMAXの支払額が結果的に固定プラン以上になってしまう事があるのです。
ですので、自社のサイトの上位化の難易度によって契約プランを考える必要があるとも言えると思います。
ライバルの数やサイトの規模的に割と簡単に最上位(1位~5位)を狙えるニッチなワードの場合は月額固定型プランを、逆にライバルが多くSEO対策会社が本当に上位化出来るかわからい…という難易度の高いワードの場合には成果報酬型プランをといった感じに使い分けた方が結果的に安く外部SEOを利用できると思います。
まあなかなか難しい判断ではありますが(´・ω・`;)

知らないとまずい外部SEO対策の料金について

PC眼鏡

それともう一つ。
これは本当に大切な情報なのですが
先ほど、「順位の変動に応じてSEO対策会社側への支払額が変わる」とお伝えしましたが、ではその順位はどのように計測しているの?というお話です。
まず、結論から言うとその日に数回に分けて順位の計測を行い、その計測結果の中で最も良い順位だけを抽出して適用している(※つまり施策費用も一番高いものが適用されている)という事です。
「まあそうだろうね。そんなの当たり前じゃん(´・ω・`)」と思うかもしれませんが実際に計測を行って時間帯毎の順位をチェックしていた私からすれば正気の沙汰ではありません。
確かに、基本的に上位化が成功したサイト(成果報酬が発生しているサイト)は全ての時間で順位が安定して高い事が多いのも事実ではありますが、場合によっては1日の間に何十位も順位が変動するサイトも存在しています。
実際に私が計測を行っていた際に確認したケースとしては、普段は日中の殆どの時間帯で40位代(つまり4ページ目)に表示されているページが、毎日ある一定の時間帯にのみ5位前後(成果報酬の支払額的には殆ど最高額)になっているという事もありました。たまたま一回だけという訳ではなく毎日ですよ(´・ω・`;)
信じられないかもしれませんが本当にこういった事が起こります。
当然その際の支払いには「毎日ある一定の時間帯にのみ5位前後」の方が適用されるので本来の費用対から考えると非常に割高になってしまうのです。
これはGoogleのアルゴリズムの影響なので、この様な順位変動の理由を完全に説明することは誰にもできないのですが、サイトが毎日一定のリズムで順位変動を繰り返すという事自体は実はよくあることなのです。
まあここまで順位変動の激しいケースはあまりありませんが、SEO対策を依頼する場合はその辺りも重々考えた上でされるようにしてください。
基本的にSEO対策会社が提出するレポートの内容に偽りはありません。
しかし、その内容はSEO対策会社にとって非常に都合のいい情報だけが記載されてい場合もあるかもしれませんので、そういった業者には注意が必要です。

一度始めたSEO対策を途中でやめるとどうなるの?

女性の手

成果報酬型と月額固定型の何れの契約プランであっても注意が必要な事は、どちらも契約中は外部からのSEO対策(被リンク)を行いサイトの上位化が行われますが、契約が終了した時点でSEO対策会社は元クライアントのサイトから必ずリンクを外します。(※内部の施策部分に関しては戻したりはしません)
理由は元クライアントの施策に使用していた被リンクを契約終了後に別のクライアントのサイトに移して使用する為です。
サーバーやドメインの維持費等の関係もあるので、外部SEO対策は「施策を買い取って一生リンクを貼り続けてもらう」という事はなかなか出来ないのです。
まあ仮にできたとしても、どの会社も自分達の利益を考えたらそんな売り方はしないと思いますが(´・ω・`;)
そうなると折角上位化されていた自社のサイトが契約を終えた途端に必ずまた順位が下がってしまいます。
外部SEO対策というものは一度乗ってしまったが最後、順位を維持したい場合は決して降りる事の出来ない船の様なものでもあるので施策をお考えの方は事前によく考えてから行ってください。

①「外部SEO対策を始める」

②「順位が上がる」

③「順位が上がったからもう施策は必要ないと思い解約」

④「順位が下がる」

⑤「①」に戻って以下ループ

SEO対策の落とし穴

パソコンとタブレット

その他の注意点としては、仮にSEO対策会社の施策で上位化をすることが出来たとしてもそれがクライアントの売り上げに必ずしも直結しないという点です。
私の以前の勤め先でもこの事でよく揉めていた事を今でもよく覚えています。
SEO対策の本来のゴールはサイトのコンバージョンを上げて成果に繋げる事であり、それはSEO対策会社にとっても同様です。
何故ならクライアントの満足度が高ければ高いほど契約の継続が望め、場合によっては更なる大きな契約にも繋がるからです。
当然ですよね(´・ω・`)
しかし実際には順位が上がったからといって即成果に結びつくという訳ではありません。
順位が上がったことにより確かに検索からの流入の上昇は望めますが、その後の成果に関しては結局はクライアント側の努力による所も非常に大きいのです。
例えば検索順位の上昇によりセッションが上がったとしても、元々のクライアントのサイトのデザインが悪い、導線が分かりにくい、使い辛い等の理由でユーザーが即離脱してしまってはあまり意味がありませんよね?
又はSEOの施策を行うワードが適切ではなく、確かに順位は上がったとしてもそのワードで流入をしたユーザーがそもそも成果に繋がる対象で無い場合なども、あまりSEOで順位を上げても意味の無いケースだと言えます。
まあ2番目のケースの場合はSEO対策会社の方が責任が大きいのですが彼らも自社の売り上げに必死なので、なりふり構わず順位の上げやすさにのみ着目して契約を迫ってくる事も十分に考えられますので注意をしてください。

web業界で働いてみて④ のまとめ

今回は主にSEO対策のプランについてのお話なので、現在外部SEO対策のプランを検討中という方には是非一度目、事前に目を通しておいてほしい内容となっております。
毎度毎度外部SEO対策やSEO対策会社に対し後ろ向きな発言が多い私ですが決して認めていないという訳ではありません。
まぁあまり好きではありませんが(´・ω・`)

外部SEO対策に関しては少なくとも今現在ではそれなりに効果が得られることは間違いありませんし、自サイトの評価を短期間でなんとしても上げたいという方には即効性もあり有効な手段ではあります。
まあ実際にやっている事は偽装工作の様なものですが。
しかし、外部SEOに関しては業界の間でも近い将来その手法は消えて無くなるだろうと言われておりますのでGoogleのアップデートの際にはSEO対策会社はもちろん、施策を受けている会社さんの方でも注意してその内容を確認することが必要となります。

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