web業界で働いてみて SEO対策会社編②

2019年5月5日

円グラフ

本日は前回の「web業界で働いてみて SEO対策会社編①」でお話していた内容の続きを書いていきたいと思います。
前回分をまだ読んていないという方はまずそちらから先に読んでいただけると今回の内容についてもより理解がしやすいと思います。

それと、前回の記事を読んでいただいた方はなんとなく察しがついているかもしれませんが私は自身の経験からSEO対策会社についてはあまり良く思っていません。
その事を理解したうえで本サイトの記事を読んでいただけると幸いです。
本サイトに書かれている事はあくまで私個人やその周囲の経験ではありますが、多かれ少なかれどこのSEO対策会社も同じ様な仕組みで成り立っていると考えられます。
ですのでこれからSEO対策会社への就職先を考えている方にとっては十分参考になる記事だとも思いますので、今現在自身がそういった境遇にあり就職してから後悔したくないという方は是非一度本記事に目を通していってください(´・ω・`)

ではまず前回話の途中で終わっていたSEO会社の行っている被リンクを集める手法からお話をさせていただきます。
先に結論言ってしまうと被リンクを集めるための専用のサイトを新たに作り、作成したサイトにクライアントのサイトへのリンクを貼る。
これだけです(´・ω・`)
もうちょっとだけ詳しく説明を入れると

「中古のドメインを取得」
+
「テーマに合った記事を書く(架空の話)」

「簡易サイトを作成する」

「作成したサイトからリンクを飛ばす」

この被リンクを集める事を目的として作成されたサイトは「サテライトサイト」と呼ばれており、作成されたサテライトサイトからクライアントのサイトへリンクを張る事でSEO対策会社は検索順位の上位化を目指します。

目次

サテライトサイトの特徴についての簡単な説明

青い光

ではサテライトサイトと普通のサイトでは一体何が違うのか?というと、サテライトサイトはただただリンクをクライアントのサイトへ飛ばす事だけを目的に作成されたサイトなので、一般のサイトであれば通常存在しているページやコンテンツの様なものが一切無いつくりとなっています。
具体的に言うと、普通のサイトであれば本来必須なはずの「お問い合わせ」「コンテンツ系」「ギャラリー」「商品紹介」などといったメッセージ性のあるページが一切存在しません。
ホームページという物は本来なかなか作成するのは面倒なものですし、費用も掛かります(一部の企業が提供している無料のコンテンツを除いて)。
ですので本来であればその労力を捧げるに見合った成果を得る為に作成するはずなので、必然、上記に記したようなコンテンツを作成し来訪者に対し自身のストロングポイントを最大限アプローチする為に使用される筈なのです。
しかし、サテライトサイトに存在しているのはトップページとPHPの自動振り分けで飛ばされる各記事ページのみです。
これが如何に不自然であるかという事を本来であれば参考となるページのリンクを貼ってご紹介したいところですが、それができないのがとても残念です。

より具体的なサテライトサイトの作成方法と作成時の注意点

web

ではここでより詳細なサテライトサイトの作成の流れをご説明させていただきます。
「流れ」と書いた事には理由があり、本当に各工程が流れ作業の様になっており工場のライン作業の様な方法で膨大な数のサイトが各部署を渡り歩いて作成されているからです。
※営業部の内容については省きます。

  • ■ 行程①-① 中古ドメインの取得
    まず始めに「お名前ドットコム」の様なサイトで中古のドメインを取得します。
    その際に候補となる各ドメインが予めペナルティ等のネガティブな状態が無いかを確認して厳選した後に取得をします。
  • ■ 行程①-② クライアントに合わせたテーマの記事を書く
    サイトのドメインの取得に合わせてクライアントサイトのテーマに合わせた記事を書いていきます。
    具体的にはクライアントとSEO対策会社で協議を行い決定した、上位化を目指していきたい検索キーワードを文中に使用した記事を、作成していくサイト数に合わせて用意していきます。
    その際の取り決めとして各記事毎の文字数や文章中のキーワードの使用回数等が厳しく決められており、ライターはその決まりに合わせて文章の作成を行っていきます
    この工程の難しいところは、仮に記事を書いているライター自身にそのキーワードとなるものの使用経験などが無くても、まるでいつも使用ているかの様に自然な文章を作成しなければならない点です。
    またその際、当然クライアントのブランド名などは決して使用することはできないので、非常に遠回しな言い方でぼやかした何とも曖昧な文章を用意しないといけない点です。
    その結果文中ではその製品やサービスのジャンルについては絶賛しているのに核心となる具体的な製品名や会社名の部分には一切触れていないという読んでいて非常に不自然な記事が出来上がりますが、各ライターの腕でそれでも何とか読める文章に仕上げていきます。
    また記事の作成に関しては社内のライターで全記事を賄う事が難しいため(必要な記事数が多すぎる)「ランサーズ」や「クラウドワークス」の様なアウトソーシングを利用するケースも少なくありません。 その際はネット上に存在する他者の記事との類似性の確認や誤字脱字の修正、その他文章全体の手直しにキーワードの書き換え等を行い使える記事に仕上げます。
  • ■ 行程② サテライトサイトの作成
    ①-①、①-②で取得、作成された素材等を元にサテライトサイトの作成を行います。
    サイトの作成と言っても上述のように構造的にはTOPページのみの簡易的なサイトを構築する形となります。
    その際、新たに1からページを作成するのではなく予め用意しておいた幾つもの「テンプレート」を使用して作成されます。
    クライアントに合わせてメイン画像やサイトの装飾、コード等を元のテンプレートから少しだけ調整して完成という非常に簡単な作業になるので1サイトあたり20分程度で作成が完了し、その作業を日に20~30件程度作成するのが基本的な1日流れになります。
  • ■ 行程③ 作成したサイトをネットへアップ
    ②で作成されたサイトをFTPソフト等を使用しインターネット上へアップしていきます。
    こちらの作業も1件1件は地味で簡単な作業ではありますが、処理する数自体が膨大なので非常に手間のかかる作業になります。
    また、アップを行う際は当然ながら記事やサイトの表示などのチェックも全サイトに対して行いますので時間や神経を多く使う作業でもあります。
  • ■ 行程④ アップしたサイトを使用した施策の実施
    ③でアップまで完了したサイト(アップ完了時の段階では各クライアントサイトへのリンクは一切貼っていません)へリンクを設置し、Googleの検索順位の上位化を目指します。
    その際にリンクを貼る場所や、リンクテキストの調整等を行い毎日の順位の変動を確認しながら日々調整を行います。
    これまでの施策で順位が上位化する場合は問題ないのですが、当然上位化が思ったようにいかないサイトも中には存在します。
    そういった際に施策の見直しや変更なども行います。
    上記以外のあらゆる施策を試した後にも上位化を望めなかった場合でもクライアントへその旨をレポートで提出するのですが、そういった場合の新たな提案等言い訳を考えて営業に伝える事もこちらの業務を担当している部署の仕事になります。
その他にも効果の出ないドメインからのサイトの移管や内部SEO対策、サイト構成の見直しにポータルサイトの作成、MEO対策等、仕事は多岐に渡りますがSEO対策会社の業務の核となるサテライトサイトの作成に関しては、どの会社でもおおよそ上記に記した通りの工程であると考えていただいて問題ないと思います。

web業界で働いてみて SEO対策会社編②のまとめ

今回はSEO対策会社で実際に行われている外部SEO対策の作業内容を簡単にではありますが各工程毎にまとめてご説明させていただきました。
当然ここで紹介をさせていただいた内容以外にも、各セクションでより細かな決まり事などはございますが、それら全てを紹介しきるのは流石に難しいと思われるためここでの紹介は割愛させていただきます。
冒頭でもお伝えさせていただきましたが、もし今後SEO関係の会社への就職を考えているという方は本記事をご一読いただき納得した上で就業をされる事を改めて強くお勧めいたします。
また、本記事の内容はSEO対策会社の大半に共通の事例であるとは思われますが、細かな決まり等は当然会社毎により様々ですので、気になる事がある場合は就業前の面接時等にご自身で上記の内容との合致又は相違する点などを確認される事をお勧めいたします。

その他、今回書ききれなかったSEO対策会社の実態等もまだまだございますが、それはまた次の機会でご紹介をさせていただきます。

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